コラム #不思議系小説 第91回「粘膜サンシャイン3.」 2021.05.31 ダイナマイト・キッド 泣きたくなるほど、ノスタルジックな夏でした 陽炎が坂道の遥か上でゆらゆらと嗤ってやがる。クソが、いい気になりやがって。心の中で吐き捨てながら、土くれの坂道を登る。軽自動車一台分くらいの幅の両脇には雑木林が生い茂ってい…
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