猫と酒とエロが好き、H Box と申します。
前回の続きで、私がブラック企業を辞める事を決意してからのお話になります。
辞めるまでにやった事
「辞めようと思った時が辞め時」速攻で辞表を叩きつけるのも潔くていいのですが、辞めるにあたって2年の準備をして辞めていきました。
理由は二つ。
「収入が無くなる事の解決手段の模索」をする事と「簡単には辞めさせてくれないブラック企業」だったので準備をする必要があったからです。
普段は「クビにするぞ!」など言うくせに、こちらから「辞めます!」と言うと あれやこれやと理由を付けて引き止めてきます。
それがブラック企業。
私の勤めていた会社ではパワハラから逃れる為に、社員がグレーな事をして実績を上げていた時もあります。
(犯罪ではないけど、社内規定で禁止されている様な行為)
それを会社側は黙認していたのですが、「退職願」を出した途端に社内規定違反を指摘され、すんなりと辞めることが出来ないという事が多発してました。
そうなった時、反撃が出来る様に
パワハラ現場を
録音する
という事を開始しました。
頻繁にパワハラが行われていたので「あー・・・今からパワハラがくるな。」というタイミングが分かってきます。
そのタイミングでスマホの録音アプリで録音開始。
その怒号を集めに集めてました。
久々に聞きましたけど当時を思い出して編集中にゲロが出そうになりました。
そしてサービス残業に関しては、自分が実際に何時に出社して何時に退社したのかを毎日記録し続けました。
これはメモでも蓄積すれば後々役に立つ(可能性が極めて高い)ので、とにかく毎日の出社時間と退社時間を記録します。
つまり、2年かけてブラック企業の違法性の高い事柄の証拠集めを行ったのです。
ブラック企業で
楽しく過ごす方法
パワハラの証拠を録音するという事を行う様になってからというもの、それはそれは楽しく過ごす事が出来ました。
どんどん違法な証拠が集まってくる入れ食い状態で、こちらがどんどん有利になっていくからです。
コレクションと同じで「今日は凄くいい音源が取れた!」と、本当に楽しく過ごす事が出来ました。
また、何があっても「どうせ辞めるし…。」と、仕事の事なんてどうでもよくなっていました。
やる気ゼロ最強
外回り営業の外出中、ホームセンターの駐車場などの少し大きめの駐車場があるお店に車を停めてひたすらサボっていました。
同様にサボっているであろう他のサラリーマンもたくさんいましたが、そのお店の開店から閉店までいたのは私ぐらいでした。
辞めた後の事をゆっくり考え、仕事をしているフリをしながらパワハラや違法労働の証拠集めをしつつ給料が貰える。
気分は「潜入捜査官」。
つまり、楽しく過ごす為には、ブラック企業で真面目に働くという気持ちを捨てて『ブラック企業を潜入捜査する人』を演じれば大丈夫。
H Box
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