#不思議系小説 第78回「粘膜旅行」3.
「ああーー、ハオいわー」 ???「っあーあ」 あれ、今あぶくちゃん居た?「ねえ、あぶくちゃん?」「んんー?」「…
ハイパーグラウンドに ようこそ
「ああーー、ハオいわー」 ???「っあーあ」 あれ、今あぶくちゃん居た?「ねえ、あぶくちゃん?」「んんー?」「…
無人駅を闊歩する虚空の雑踏。顔のない人いきれのなかで、僕は彼女の姿を見失ってしまう。狼狽える僕の目の前にブル…
「泣きたくなるほど、ノスタルジックになりたい」「どうしたのあぶくちゃん。急にザ・イエローモンキーみたいなこと言…
青。空も海も山も、みんな青い色をしている。だけど、その青は一つ一つ全然別の色をしている。青い、蒼い、碧い。全…
ふと気づくと一瞬……ほんの数十秒ほどが経過していた。目を開けたまま気絶した挙句、白昼夢を見ていたようだ。後続…
キリキリ鳴ってる目覚まし時計がガラスの破片を絨毯に 蝙蝠の目玉を煮込んで薊蕎麦の漬け汁にしてお立ち合い。僧…
やがて地下通路あらためカタコンベ横丁は螺旋構造の滑り台や宇宙ブランコを備えた地下公園広場と合流し、今や枯れ果…
湾岸特急カシオペア号からプラットホームに降り立ったのは丸いレンズの眼鏡にフリフリの黒いワンピース、黒髪をショ…
カンタン手間いらず、いつでも気軽に吸引出来ます! と書かれた新聞広告。三面記事の右下に長方形でレイアウトされ…
ピアノの妙なる調べと、甘美なギターアンサンブル、突き抜けるドラムス、はらわたにブンと響くベースギター 重厚な…
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